[1996]シャペル・シャンベルタン / ポール・レイツ / ブルゴーニュ / フランス / 750ml / 赤【HLS_DU】【SD】

1996 CHAPELLE CHAMBERTIN / PAUL REITZ ブルゴーニュのワインを飲み始めたばかりの人が、 最初にたどり着くグラン・クリュ（特級畑）はジュヴレ・シャンベルタン村のものではないでしょうか。

ジュヴレ・シャンベルタン村には大小様々な9つのグラン・クリュがあり、 比例して生産量も多いので、目にする機会は比較的多くあります。

同じ村にあり、畑が隣り合っているとはいえ、9つのグラン・クリュには それぞれに、はっきりとした個性が存在します。

シャペル・シャンベルタンは、9つのグラン・クリュの中でも評価の高い「シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ」の真下に隣接する絶好の畑。

果実味の良さが際立ち、柔らかい味わいが特徴的です。

世界的なワイン・ジャーナリストのマット・クレイマー氏は、 著書の中で次のように表現しています。

「シャンベルタンほどブルゴーニュをよく象徴しているワインはない。

それは胸が高鳴る喜びを意味する、赤ワインの中の赤ワインである。

シャンベルタンがブルゴーニュ最長寿の人気銘柄であることは間違いがない。

シャペル・シャンベルタンはもっとも”軽い”特級だが、そのぶん 豊かなブーケ（芳香）と、まぎれもない気品を持っている。

ブドウ畑の名前の由来は、1155年にベーズの修道院の傍らに建立された礼拝堂（チャペル）によるが、1789年に始まった大革命のさなかに破壊されてしまった。

（抜粋）」 このワインは20年以上の熟成を経た、 1996年産のシャペル・シャンベルタンです。

生産者は、長期熟成ワインに定評のあるポール・レイツ。

もともと柔らかい作風の味わいが、年月を経ることにより色気が加わり、 グラン・クリュの魅力を存分に発揮しています。

若い赤ワインの瑞々しさを好まれる方には、力強い味わいという面で、物足りなさを感じるかもしれません。

しかし、熟成させて初めて感じることのできる味わいが、グラン・クリュには確かに存在するのです。

※写真はイメージです。

実物と異なる場合がございます。

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